Jumat, 18 Desember 2020

仏大統領、十数人で会食 政府方針と矛盾、自らコロナ感染 - 時事通信ニュース

2020年12月19日07時14分

フランスのマクロン大統領=14日、パリ(EPA時事)

フランスのマクロン大統領=14日、パリ(EPA時事)

  • 新型コロナウイルス対策で夜の外出が減り、家路を急ぐ仏市民=15日、パリ(EPA時事)

 【パリ時事】17日に新型コロナウイルス感染が判明したフランスのマクロン大統領が、前夜に与党幹部や大統領府高官ら十数人と長時間にわたる会食をしていたことが、仏誌ルポワンの報道で明らかになった。マクロン氏は新型コロナ防止のため、7人以上での会食を控えるよう国民に呼び掛けており、政府方針との矛盾に批判が高まっている。

欧州首脳の自主隔離相次ぐ 仏大統領コロナ感染で

 ルポワン(電子版)は17日、マクロン氏が16日夜にカステックス首相や与党「共和国前進」のゲリニ党首ら十数人と、会議を兼ねた会食を開催したと報じた。出席者の一人は同誌に対し「座席間隔は1.5メートル保たれており、食事時以外はマスクを着けていた」と述べ、感染対策は十分だったと主張した。会食に同席したカスタネール前内相は記者団に「マクロン氏の様子はいつも通りで(感染の)兆候は全くなかった」と強調。「仕事を兼ねた会食は認められている」と弁明した。
 一方、別の出席者は同誌に、マクロン氏が「はなをかんでせきをしていた」と証言し、食い違いが浮上。会食が午後8時から翌日午前0時半にまで及んだことも、夜間外出を禁止されている国民の反発を招いた。
 仏パスツール研究所は17日、新型コロナの感染経路に関する調査結果を発表。「私的な会合や飲食店での感染が、店舗や公共交通機関よりも多かった」と指摘し、会食の感染リスクが高いと結論付けた。
 政府は飲食店の休業措置を少なくとも来年1月中旬まで継続する方針だが、感染が収まらなければ延長される可能性が高い。飲食業界に大損失を強いる一方で、大統領自ら感染リスクの高い大人数での会食を行った。軽率と非難を浴びそうだ。
 AFP通信が17日に報じた独自集計によると、欧州での新型コロナによる死者は50万人を超え、中南米(約47万7000人)や北米(約32万1000人)を抜いて地域別で最多。欧州での過去1週間の死者は約3万7000人で、新型コロナの感染拡大が始まってから最も多かった。

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