【武漢=南部さやか、ソウル=豊浦潤一】中国で1日、「国慶節」(建国記念日)の大型連休が始まった。大手旅行予約サイトは、8日までの連休期間中、国内旅行の人出は昨年の7~8割に相当する6億人超に上ると予測する。新型コロナウイルスを封じ込めていると政府が宣伝していることもあり、各地の観光地では、マスクを着用しない人が目立つなど、緩みもうかがえる。
新型コロナ感染が最初に拡大した湖北省武漢の観光名所・黄鶴楼では1日、事前予約の入場券は完売し、入場開始に先立ち、100人以上の行列ができた。
武漢市政府は旅行推進キャンペーンの一環として、市内を流れる長江沿いのビルにライトアップで「英雄」「復興」の文字を浮かび上がらせる演出も行う。新型コロナに打ち勝った都市だと宣伝する狙いのようだ。湖南省から訪れた女子大学生(21)は「思ったより人が多い。ここで感染が広がったとは思えない」と話した。
政府系研究機関などによれば、今年上半期の国内旅行者数は前年同期比で6割減と落ち込んだが、今回の連休を機に観光業の一定程度の回復が期待されている。全国1500か所以上の観光地では入場無料や割引とする措置が取られている。
一方、北京郊外の万里の長城(八達嶺)では、山歩きに疲れてマスクを外す観光客が目立った。北京中心部の故宮博物院もマスクを着けない観光客でごった返し、寧夏回族自治区の主婦(29)は「感染者がいたらひとたまりもない」と気をもんでいた。
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韓国も、9月30日から旧盆の5連休に入っている。新型コロナの影響で、連休中の移動人数は昨年より14・2%(456万人)減ると予測されているが、韓国政府は「防疫管理の重要な分岐点になる」と、集団感染を防ぐ措置を取っている。
高速鉄道KTXの乗車券は窓側席のみを販売し、乗車率を半分に制限した。例年の旧盆連休は無料としていた高速道路も有料とした。また、旧盆恒例の帰省墓参に際し、ソウル近郊の
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2020-10-01 12:36:00Z
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