Rabu, 07 Oktober 2020

米副大統領候補、テレビ討論会へ コロナ対応焦点に - 日本経済新聞

論戦を繰り広げる予定の共和党候補で現職のペンス副大統領(左)と、民主党候補のカマラ・ハリス上院議員=ロイター

論戦を繰り広げる予定の共和党候補で現職のペンス副大統領(左)と、民主党候補のカマラ・ハリス上院議員=ロイター

【ワシントン=中村亮】米大統領選の副大統領候補によるテレビ討論会が7日夜(日本時間8日午前)に開かれる。共和党で現職のマイク・ペンス副大統領(61)と民主党候補のカマラ・ハリス上院議員(55)が新型コロナウイルスへの対応や経済をめぐり論戦を繰り広げる。

討論会は西部ユタ州ソルトレークシティーのユタ大学で開かれる。司会者は米紙USAトゥデーのワシントン支局長を務めるスーザン・ページ氏。9つのテーマに関して10分ずつ議論するが、7日午後時点でテーマは明らかになっていない。

討論会では両氏の「大統領」としての資質が問われそうだ。大統領が職務を継続できなければ副大統領が代役を務めるからだ。共和党候補のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)はともに高齢で、コロナ下では不測の事態が起きるリスクが当面残る。トランプ氏がコロナ感染で一時入院したことで副大統領にも米国民の関心が高まっている。

米副大統領候補テレビ討論会の会場となるユタ大学(5日、ソルトレークシティー)=AP

米副大統領候補テレビ討論会の会場となるユタ大学(5日、ソルトレークシティー)=AP

ハリス氏はトランプ政権のコロナ対応を厳しく批判するとみられる。CNNテレビによると、ホワイトハウスでは10人以上の感染が確認され、マスク着用や社会的距離(ソーシャルディスタンス)に消極的な政権の姿勢が集団感染を招いたとの批判は根強い。トランプ氏が「コロナを恐れるな」と繰り返し主張していることに関し、ペンス氏は説明を求められそうだ。

討論会の壇上には両者の間に透明な仕切りが設置される見通しだ。口からのしぶきによるコロナ感染を防ぐ目的だが、専門家からは効果は薄いとの見方が出ている。会場の聴衆は全員にマスク着用が義務付けられ、従わない場合には退場を求められる。両候補の感染を防ぐため冒頭に握手をしない。

両候補はともに討論会に定評がある。ペンス氏はラジオ番組の司会者を務めた経歴があり、2016年の大統領選の副大統領候補による討論会でも評価が高かった。ハリス氏は検察官の経験を生かし、議会の公聴会でトランプ政権の高官に厳しい質問を浴びせてきた。

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2020-10-07 21:47:29Z
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