旧ソ連のアゼルバイジャン領内でアルメニア人勢力が実効支配するナゴルノカラバフを巡り、アゼルバイジャンとアルメニアが9月27日から軍事衝突を続けている。アゼルバイジャンのギュルセル・イスマイルザーデ駐日大使と、アルメニアのグラント・ポゴシャン駐日大使にインタビューし両国の主張を聞いた。【中村聡也】
今回の衝突は9月27日朝、アゼルバイジャンとナゴルノカラバフの境界付近で始まった。アゼルバイジャンもアルメニアも相手方が攻撃を始めたと主張。両国とも戒厳令を敷き、28日以降も衝突が続いた。
アルメニア国防省は29日、トルコの戦闘機がアゼルバイジャンの戦闘機などによる空爆を支援した後、アルメニア軍の攻撃機を撃墜したと発表したが、トルコとアゼルバイジャンは全面否定している。両国ともナゴルノカラバフ以外の自国領が攻撃を受けたと主張し、対話拒否を続ける。双方の死者は戦闘開始以来、少なくとも100人以上に上る模様だ。
紛争はソ連時代の1988年にさかのぼる。当時のアゼルバイジャン共和国領内にあったナゴルノカラバフ自治州で、多数派のアルメニア人住民がアルメニア共和国への編入を要求。アゼルバイジャン共和国とアルメニア人住民の間で紛争が勃発し、アルメニア共和国も介入した。約2万人の死者を出し、ソ連崩壊後の94年に停戦したが、アルメニア人勢力が実効支配を続ける。
アルメニアのパシニ…
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2020-10-02 10:30:00Z
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