陽性のトランプ大統領、ホワイトハウス内で療養と公務 - 読売新聞

　【ワシントン＝蒔田一彦】米国のトランプ大統領（７４）は２日未明（日本時間２日午後）、新型コロナウイルス検査の結果、陽性と判定されたとツイッターで明らかにした。当面はホワイトハウス内で隔離措置をとりながら公務を続ける。大統領選投票日が１か月後に迫っており、選挙戦への影響は避けられない。

　トランプ氏はツイッターに「直ちに隔離と回復プロセスに入る」と投稿した。メラニア夫人（５０）も陽性だったという。

　トランプ氏の主治医は声明を出し、トランプ氏の体調について「現時点では良好」との判断を示した。入院はせず、ホワイトハウスにとどまって療養するという。主治医はまた、「大統領は回復するまでの間も執務を続けることになる」とし、継続して職務を遂行できるとの判断を示した。

　マーク・メドウズ大統領首席補佐官は２日、記者団に対し、トランプ氏について「（新型コロナ感染症の）軽い症状がある」と語った。

　ホワイトハウスが２日未明に発表した日程によると、トランプ氏は２日、フロリダ州への遊説やワシントン市内での支持者との会合を予定していたが、いずれも中止し、終日ホワイトハウス内で公務を行う。

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2020-10-02 15:00:00Z
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