Kamis, 10 September 2020

正恩氏、トランプ氏絶賛 「ラブレター」内容赤裸々 - 時事通信ニュース

2020年09月10日13時31分

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=2018年6月、シンガポール(AFP時事)

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=2018年6月、シンガポール(AFP時事)

 【ワシントン時事】米著名ジャーナリスト、ボブ・ウッドワード氏はトランプ政権の内幕を暴露した来週発売の新著で、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が交わした書簡の一部の内容を明らかにした。「ラブレター」とも称された書簡の中で、正恩氏は「深く特別な友情は、魔法の力のように働く」などと2人の良好な関係をたたえていた。新著の抜粋を入手した複数の米メディアが9日報じた。

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 ウッドワード氏は27通の書簡を閲覧し、トランプ氏にもインタビューを行った。2018年6月のシンガポールでの米朝首脳会談後の同年12月の1通で、正恩氏は「ファンタジー映画の一場面を想起させる閣下(トランプ氏)との再会談」を望むと強調。別の書簡では「閣下のような強力で卓越した政治家と良い関係を結ぶことは喜ばしい」と絶賛した。ウッドワード氏は、トランプ氏は正恩氏のこうしたお世辞に夢中になっていたと指摘する。
 トランプ氏は、シンガポールで会談した正恩氏が「私にすべてを語った」と主張し、13年に叔父の張成沢氏を処刑したことについても「生々しく説明」したという。また、19年2月にハノイで行われた2回目の首脳会談が難航した際、トランプ氏は「一緒に映画を見に行こう。一緒にゴルフをしよう」と正恩氏に誘い掛けたことをウッドワード氏に明かした。
 ただ、トランプ氏は7日、ツイッターで、正恩氏からの書簡をラブレターのように捉えたのは「皮肉っただけ」と主張。米朝交渉が停滞する中、11月の大統領選を争う民主党のバイデン前副大統領から「独裁者となれ合っている」と批判を浴びており、正恩氏と距離を起きたい思惑をにじませた。

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