Kamis, 24 September 2020

文在寅、自国民を銃殺・焼却されても北朝鮮に甘い顔(JBpress) - Yahoo!ニュース

 韓国と北朝鮮との海洋境界線であるNLL(北方限界線)付近で、韓国男性が北朝鮮軍によって射殺され、遺体が焼却されるという衝撃的な事件が発生した。韓国国防部の発表と韓国メディアの報道を総合して事件の全貌と韓国政府の動きを時系列でまとめると次のようになる。 【写真】北朝鮮に銃殺されたAさんが乗っていた漁業指導船「ムグンファ10号」 ■ 銃撃、そしてガソリンを撒いて遺体焼却  <21日> ・午前11時30分頃 西海上のNLL以南に13キロ離れた海で業務遂行中だった漁業指導船の船員たちは、海洋水産部所属の公務員Aさん(47)が行方不明になった事実を確認。  ・午後0時51分頃 同僚がAさんの失踪届を出す。その後、海軍と海洋警察などは20隻余りの船舶と2機の航空機を動員して精密捜索を行ったが、A氏を見つけることができず。  <22日> ・午後3時30分頃 韓国軍は監視装置を通じて北朝鮮の船舶がA氏を発見したという状況を把握した。当時、A氏は救命胴衣を着て浮遊物に乗っていた。  ・午後4時40分頃 北朝鮮船舶の乗組員がA氏から漂流の経緯を確認し、「越北」との陳述を聞いたものと推定。この時、A氏は海に浮かんだまま審問を受けた模様。  ・午後6時36分頃 文大統領に書面でA氏事件を最初に報告。  ・午後9時頃 北朝鮮の上部から銃撃指示が下されたことを韓国軍が把握。  ・午後9時40分頃 北朝鮮の取締艇、海に浮かんでいるA氏を銃撃。  ・午後10時頃 北朝鮮軍、防毒マスクと防護服を着用したまま遺体に接近、ガソリンを撒いて遺体を焼却。  ・午後10時30分頃 大統領府に「射殺」情報が入る。  ・午後11時頃 徐旭(ソ・ウク)国防部長官および大統領府危機管理センターが緊急会議を開く。

■ 大統領府に射殺情報届いた後に、大統領が「終戦宣言」演説  <23日> ・午前1時~2時30分 大統領府で関係長官会議が召集される。徐薫(ソ・フン)大統領府安保室長、朴智元(パク・チウォン)国情院長、李仁栄(イ・インヨン)統一部長官、徐旭(ソ・ウク)国防部長官などが出席。  ・午前1時26分頃 文大統領、第75回の国連総会にて事前録画のビデオによる基調演説。 「朝鮮半島で戦争は完全に、そして永久的に終息しなければならない。その始まりは、平和に対する互いの意志が確認できる韓半島終戦宣言だ」  ・午前8時30分頃 北朝鮮軍による韓国人射殺事件を文大統領に対面報告。  ・午後1時30分頃 国防部が初めてA氏の失踪事件をマスコミに公開。ただし、A氏の生存可否については確認が必要だと説明。  <24日> ・午前8時頃 大統領が府関係長官会議を招集。  ・午前9時頃 安保室長と秘書室長が文大統領に対面報告。  ・午前11時頃、国防部が初の立場文を発表。 「北朝鮮の蛮行を強く糾弾し、これに対する北朝鮮の釈明と責任者処罰を強く求める」  ・午後0時 徐薫室長の主催で大統領府NSC(国家安保会議)召集。会議後、「北朝鮮軍の行為は国際法と人道主義に反する行動であり、強く糾弾する」という声明発表。  ***************  国防部がA氏の位置を把握していながらも、6時間後に彼が銃殺されて燃やされるまで韓国政府や国防部が手をこまねいて見ていたことに、韓国世論は激しく憤った。政府当局はそれぞれ、「北朝鮮側海域で起きた事件」「射殺して燃やすとは想像できなかった」(国防部)、「北朝鮮との連絡チャンネルが切れた状態」「北朝鮮側と連絡する手段がない」(統一部)などと釈明したが、これがかえって国民の怒りに油を注いだ。  大統領府の対応も疑問視されている。特に文大統領が最初に報告を受けたのが22日の午後6時35分で、その4時間後の10時30分には「射殺情報」も受けながらも、23日未明の国連総会で「終戦宣言」を訴える演説を行ったことに批判が殺到しているのだ。

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2020-09-25 00:01:13Z
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