こうした状況について、UNDP=国連開発計画の岡井朝子危機対応局長がNHKのインタビューに応じ、「国内避難民の状況は輪をかけて悪くなっており、避難の長期化も進んでいて、短期的な想定での人道支援では追いつかなくなっている」と述べ、強い危機感を示しました。
そのうえで各国に対して、避難先にいる人々に就職や教育の機会を提供し、政治への参加を保障するなど、社会に受け入れる中長期的な施策が必要だと、呼びかけました。
また岡井局長は、「日本は困った人の目線に立った継ぎ目のない支援を得意とし、東日本大震災などを通じて国内で避難する苦労を理解している国だ」と述べ、国連を通じてこうした国々への支援に協力するよう、期待を示しました。
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2022-12-09 06:22:44Z
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