[キーウ 20日 ロイター] - ウクライナのレズニコフ国防相は20日、ロシアがウクライナに対する新たな攻撃を開始するためにベラルーシで攻撃部隊を準備する可能性があるとしながらも、ベラルーシが参戦しないことを望むと述べた。
レズニコフ国防相はウクライナのテレビ局に対し、ロシアがベラルーシで攻撃態勢を整えた戦闘部隊を編成し始めたり、ベラルーシがウクライナ侵攻に引きずり込まれたりすることを示す証拠は今のところ見られないと指摘。「ベラルーシの指導者にとって軍事能力を無駄に使うことは利益にならないと考えている」とし、「現在のバランスが維持されることを期待している」と述べた。
ベラルーシはロシアによるウクライナ侵攻に直接加わっていないが、ウクライナ当局によると、2月24日の侵攻開始以来、ロシア軍はベラルーシの飛行場を使用してウクライナへの攻撃を続けている。
レズニコフ国防相の発言に先立ち、ウクライナ軍のセルヒー・ナエフ統合司令官は、ミサイル攻撃を行うウクライナの標的を特定するためにロシア軍機がベラルーシ領空で訓練していると明らかにし、ウクライナ軍は「脅威のレベルを下げるためにあらゆる手段を講じている」と述べていた。
レズニコフ国防相を含むウクライナ当局者は、ロシアが冬に攻勢をかける可能性を示唆。ロシアのプーチン大統領が19日に国防相と外相を伴ってベラルーシを訪問し、ルカシェンコ大統領と会談したことを受け、ウクライナ侵攻を巡りロシアがベラルーシにより直接的な役割を果たすことを望んでいるとの見方が出ている。
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2022-12-20 18:55:00Z
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