※ 新しい事実がわかってきましたので、過去記事に、加筆訂正を行いました。
12月23日正午前、パリ10区の路上で銃乱射事件が発生した。場所は10区を通るRue d’Enghien(ダンジャン通り)で、パリ警察庁の発表によると、この銃撃戦ですでに3人(そのうちの一人がクルド人のリーダーだったようです)が死亡、3人が負傷し、うち1人が危篤状態だという。
付近の住人はAFP通信に対し「通りで7、8発の銃声があり、辺りは完全にパニック状態に陥った」と語った。犯人は無差別に銃を発砲したと見られ、クルド人センター外で何人かを襲ったあと、近くの美容院に逃げ込んだ人々を執拗に追いかけた。負傷者のうち2人はそこで足を撃たれ重傷を負ったという。
なお犯人はすでに身柄を拘束されており、セーヌ・サン・ドニ県出身のフランス人、69歳男性による単独犯行であると発表された。また犯人には2016年、2021年に殺人未遂の前科があり12月12日に出所したばかりで、退職したフランス国鉄(SNCF)の元車掌であることも分かっている。
この犯人は過去いずれも人種差別的な犯行に及んでおり、2021年12月8日にはパリ12区の移民センターにおいて2人を刺傷し、同12区の移民テントを破壊するという事件を起こしていた。
今回の動機はまだ明らかにされていないが、犯人はすでにパリ司法警察に身柄を移され、現在では殺人、過失致死、銃所持など複数の罪で捜査が始まっている。
10区のダンジャン通りは今も立ち入り禁止となっており、商店やオフィスもすべて閉鎖されている。パリ警察庁も市民に対し事件が発生した場所に近づかないように呼びかけているため、パリ在住及び観光で訪れている日本人の方々は、現在、10区のこの現場周辺地区で暴動が起こっており、大変危険な状況が続いているので、近づかないように。
※ その後のことは情報が入り次第、更新していきます。とにかく、危険なので、旅行中の皆さん、注意をしてください。レピュブリック広場の方まで暴動が広がっているという情報があります。気を付けてください。
なお現在では市警察により、パリ全域でクルド人居住区が緊急保護される事態になっている。
アンヌ・イダルゴ・パリ市長は今回の銃撃を受け、「クルド人社会、そしてすべてのパリ市民が、極右過激派による殺人事件の標的となった。被害者の方々とそのご家族に心よりお見舞い申し上げます」と追悼の意を発表した。またパリ10区の区役所にはすでに心理ケアのための救急室が設置されており、今後の事件解明が待たれる。(ち)
※現在、情報が錯そうしているので、新しい情報を随時、改定していきます。
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2022-12-23 15:02:41Z
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