アメリカのニューヨーク州では、新型コロナウイルスのワクチンの接種が進んでいるとして、商業施設でのマスクの着用や隣の人との距離をとるなど、ほぼすべての制限が解除されました。
ニューヨーク州のクオモ知事は15日、州内の18歳以上の70%がワクチンを少なくとも1回接種したとして、ほぼすべての制限を解除すると発表しました。
具体的には、小売りや飲食、エンターテインメントなどの商業施設で、マスクの着用や隣の人との距離をとるなどの制限が解除されました。
ただ、学校や公共交通機関では引き続きマスクの着用が求められるということです。
ニューヨークのマンハッタンにある高層ビルで記者会見を開いたクオモ知事は、「接種率70%を達成した。これは国の目標だがわれわれは計画を前倒しして達成した」と述べ、一時、全米最悪の死者と感染者数を記録したニューヨーク州の復活をアピールしました。
ニューヨークでは、15日制限解除を祝ってエンパイア・ステート・ビルや、主要な橋や駅が州のシンボルカラーの金と青にライトアップされるほか、自由の女神の近くで花火が打ち上げられるということです。
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2021-06-16 01:23:14Z
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