【ワシントン=永沢毅】米連邦議会占拠事件を巡るトランプ前大統領の弾劾裁判は2日目の審理となる10日、検察官役を務める民主党の下院議員による冒頭陳述に入った。民主党側は暴徒が議会に侵入した経緯をビデオ映像を使って説明し「トランプ氏は最高司令官の役割を放棄し、最高扇動者になった」と指弾した。
民主党はトランプ氏が大統領選に不正があると繰り返し訴えかけてきた点を踏まえて「何カ月もかけて暴徒を育成してきた」などと追及。「勝利が奪われたと信じ込ませ、自分のために選挙を盗むよう扇動した」と非難した。
ビデオ映像で暴徒が「ペンスをつるせ!」と叫んで大統領選の結果修正を拒否したペンス前副大統領を探そうとする場面もあった。ペンス氏と家族は暴徒が侵入して約10分後に議会内の安全な場所に避難した。
民主党は11日まで冒頭陳述を続け、その後にトランプ氏の弁護団が意見を表明する。冒頭陳述では民主党とトランプ氏の弁護団にそれぞれ16時間を配分している。
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2021-02-10 23:07:29Z
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