Jumat, 11 Juni 2021

米中外交トップが電話協議 台湾・人権・コロナ巡り応酬(写真=共同) - 日本経済新聞

 3月18日、米アンカレジで会談する中国の楊潔篪共産党政治局員(左)とブリンケン米国務長官(AP=共同)

【コーンウォール(英南西部)=永沢毅、北京=羽田野主】ブリンケン米国務長官と中国外交担当トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員は11日、電話協議した。両政府の発表によると、ブリンケン氏は中国側に台湾への圧力停止と中台問題の平和的な解決などを求め、楊氏は台湾は「中国の核心的利益だ」と反論した。

電話協議は主要7カ国(G7)首脳会議を前に行われた。首脳宣言では「台湾海峡の安定」が重要だと明記する見込み。電話協議で、楊氏は「台湾問題は中国の主権と領土保全に関わる」と指摘し、「自国の主権や安全、発展の利益を断固として守る」と話した。

ブリンケン氏は香港の民主派弾圧やジェノサイド(民族大量虐殺)とみなす新疆ウイグル自治区での人権侵害にも懸念を伝えた。新型コロナウイルスの発生源の解明に向けた透明性の高い調査の必要性も強調し、世界保健機関(WHO)の追加調査への協力を呼びかけた。

バイデン米大統領は中国・武漢の研究所からウイルスが流出したとの説を否定できないとみて、追加調査と報告を指示している。楊氏は「米国の一部の人々が武漢の実験室からウイルスが流出したという話をでっちあげて流布した」と主張し、「深刻な懸念」を表明した。

北朝鮮の非核化についても協議した。中国側の発表によると、ブリンケン氏は「中国側と各レベルの接触と交流を増やすことを期待している」と語った。

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2021-06-11 15:13:29Z
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