Rabu, 09 Juni 2021

「思慮深い」はずの28歳 マクロン仏大統領を平手打ち - 朝日新聞デジタル

 フランスのマクロン大統領が8日、地方視察中に地元住民からほおを平手打ちされた。コロナ後の国の課題を探ろうと、意気込んで地方行脚に出た矢先。この日は反政府デモも訪問先で計画されており、足かけ2カ月の視察の道のりは平坦(へいたん)ではなさそうだ。

 事件が起きたのは南東部タンレルミタージュ、人口6千人余りの自治体だ。ワインの産地として知られ、9日に外国人観光客の入国条件の緩和を控え、マクロン氏は観光業に寄り添う姿勢を示す狙いだった。調理などを学ぶ職業高校を視察後、柵越しに視察を見守る住民に近寄った際、男に右手でほおをたたかれた。男はその場で警備担当者らに拘束された。現場では事前に所持品検査が行われていたという。

 その後も視察を続けたマクロン氏は同日夕、「怒りは民主的に表明されるべきものだ。暴力に屈してはいけない」と報道陣の前で強調。ライバルの国民連合(右翼)のルペン党首も「受け入れがたい振る舞いだ」と述べるなど、各党が事件を一斉に非難した。

 AFP通信などによると、拘束された男は28歳の地元住民。事件当時、「マクロン主義、打倒」などと叫んだという。男の知人男性は、仏BFMTVに「思慮深い性格で、とても大統領を殴るような人には思えなかった」と語った。仏紙ルモンドによると、容疑者は格闘技の愛好家で、テレビゲームやマンガ、中世時代の日本に興味を示していたという。

 仏紙フィガロによると、この…

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2021-06-09 11:00:00Z
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