英製薬大手アストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、接種が1回だけでも効果が約3カ月は続くとする研究結果を、共同開発したオックスフォード大学などのチームが発表した。英国やブラジルなどで実施された臨床試験(治験)の参加者のうち、昨年12月7日までに報告された約1万7千人分のデータを分析した。
1回目の接種後22~90日の間に、新型コロナに感染して症状が出た人の数をみると、ワクチンを接種した集団では17人だったのに対し、偽薬を接種した集団では71人だった。有効性は76%で、この間、有効性の低下はみられなかった。
このワクチンは2回接種が必要とされ、日本政府は1億2千万回分の供給を受ける契約を結んでいる。英政府は多くの人が接種できるように2回目までの接種を、推奨される範囲内で最長の3カ月まで延ばす方針を出している。
論文は英医学誌に投稿され、専門家による査読を経る前の段階のもの。この結果を受け、チームは「1回の接種でワクチンの効果がどのくらい持続するかは不明で、2回目の接種が推奨される」としたうえで、供給量が限られる場合は「1回目をより多くの人に接種してもらう方針のほうが、その半分の人数に短い期間で2回接種するより、全体的な集団を守ることにつながる可能性がある」としている。(野口憲太)
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2021-02-03 22:47:50Z
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