【北京=三塚聖平】中国中部の湖北省武漢市当局は18日、発症が相次いでいる新型コロナウイルスによる肺炎で新たに4人の発症者を確認したと発表した。これにより同市での発症者は計45人となった。また、タイで2人目となる発症者が出たとの情報を確認したことも明らかにした。
中国当局は感染拡大の阻止とともに、情報管理についても神経をとがらせているもようだ。17日夜にNHK海外放送が新型肺炎に関するニュースを報じた際には、画面が突然真っ黒になり数分間にわたって放送が中断されている。
新たな発症者4人はいずれも男性で、今月5日から8日に発症した。武漢市内の医療機関で治療を受け、病状が好転して安定した状態を保っているという。市当局はこれまで、3日以降は新たな発症者が出ていないと説明していた。
一方、中国国外での発症者は、これまでに日本で1人、タイで2人が確認されている。18日の発表では日本で確認された発症者について、家庭での濃厚接触者4人を特定して経過観察措置の対象にしていると明らかにした。
新型肺炎は、昨年12月から武漢市内で相次ぎ発症者が出ている。発症者の多くは同市内の海鮮市場の関係者とされており、これまでに男性2人の死亡が確認されている。当局は「限定的だが人から人へ感染する可能性は排除できない」と表明するとともに、人から人への感染リスクはやや低いとの見方を示している。
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2020-01-18 09:10:00Z
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