Sabtu, 11 Januari 2020

台湾総統選、蔡英文氏が再選 一国二制度拒否訴えに支持(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 台湾総統選は11日投開票され、中国との統一を拒否する与党民進党の現職、蔡英文(ツァイインウェン)総統(63)が、対中融和路線の野党国民党の韓国瑜(ハンクオユイ)氏(62)らを大差で破り再選した。抗議デモが続く香港情勢を追い風に、蔡氏は「一国二制度を拒否する」と訴え支持を集めた。

【グラフ】バージョンアップした「蔡英文2.0」の支持率

 同日夜、韓氏は「蔡氏に電話をし祝福を伝えた」と述べ、敗北を宣言した。日本時間午後9時半過ぎの集計で蔡氏の得票は800万票を超え、総統選の最多得票を記録。韓氏と小政党・親民党の宋楚瑜(ソンチューユイ)主席(77)の2人の候補を大きく引き離している。

 蔡政権が発足した2016年以降、中国は台湾を国際会議から排除したり、台湾と外交関係を結んでいた国々を取り込んで断交に追い込んだりした。こうした圧力に対し、台湾側は米国との関係強化を背景に抵抗してきた。今回の選挙は中国の対台湾政策が裏目に出た形といえる。5月に始まる蔡政権2期目の4年間も、中国側の姿勢が変わらなければ中台間の緊張が続くことになりそうだ。

 選挙戦は、台湾を中国の一部と見なす「一つの中国」原則を主張して台湾統一を迫る中国との距離感が争点となった。

 蔡氏の支持率は昨年前半まで低迷していたが、昨年6月に香港の抗議デモが本格化して以降、中国に対する台湾世論の警戒感の高まりで急回復。香港ですでに実施され、中国側が台湾への適用を目指す「一国二制度」について、蔡氏は「台湾が受け入れることはあり得ない」「台湾の主権を守ろう」と主張し、若者を中心に支持を広げた。

 一方の韓氏は、蔡政権下で中台関係が冷え込み、中国人観光客が減ったことなどを批判。「中台関係を改善して経済を活性化させよう」と訴えた。だが、そうした親中姿勢が支持拡大を阻む要因ともなった。

朝日新聞社

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2020-01-11 12:10:04Z
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