香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官は報道陣に対し、「本日、緊急事態への対応レベルの引き上げを宣言する」と述べた。
スイスのダボス(Davos)から香港へと戻った林鄭長官は25日朝、保健当局者との緊急会合を開催。
25日の記者会見で林鄭長官は、武漢発の列車および航空便はさらなる通達があるまで停止すると説明した。
本土の他都市からの便には制限が課せられないものの、本土からの全到着便の乗客は、健康状態に関する申告書に署名しなけれならないという。
学校や大学は現在、春節(旧正月、Lunar New Year)のため休暇期間に入っているが、来月17日まで休校となる。
林鄭長官は「(香港では)深刻かつ広範囲な感染はみられていないものの、われわれはこの事態を深刻に受け止め、流行に先んじることを望んでいる」「病気を予防し食い止めるため、われわれは団結して立ち上がらなければならない」と話した。
香港ではこれまで、新型ウイルスの検査で5人が陽性反応を示しており、うち4人が中国本土とを結ぶ高速鉄道を使って入境した。
【翻訳編集】AFPBB News
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2020-01-25 12:47:00Z
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