[モスクワ 9日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は9日、第2次世界大戦でソ連がナチスドイツに勝利した記念日の演説で、ロシアは世界的な衝突を避けるために全力を尽くすが、自国が脅かされることは容認しないと述べた。
赤の広場で大勢のロシア軍人を前に「われわれの戦略部隊は常に戦闘準備態勢にある」と語った。
1分間の黙祷を求めた後は「ロシアのために!勝利のために!万歳!」という言葉で締めくくり、聴衆も3度の大歓声で応えた。
<日本の軍国主義にも言及>
プーチン氏は「西側諸国は第2次大戦の教訓を忘れようとしている」とも述べ、ロシアはナチスドイツ打倒に関わった全ての関係国を称賛したいと付け加えた。また、日本の軍国主義に対する中国人民の戦いにも言及した。
軍事パレードでは大陸間戦略ミサイル「ヤルス」も登場し、テレビのアナウンサーは「地球上のどの地点の目標でも攻撃できる」と語った。
西側首脳の姿はなく、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、キューバ、ラオス、ギニアビサウの首脳が出席した。
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2024-05-09 09:49:00Z
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