(CNN) カボリ北大西洋条約機構(NATO)欧州連合軍最高司令官は18日までに、ロシア軍が攻勢を強めるウクライナ北東部ハルキウ州の戦況に触れ、「戦略的な打開」を得るのに必要な兵員をロシア軍は保持していないとの見方を示した。
ただ、ロシア軍は「局地的な前進」は果たしていることは認めた。
同司令官はベルギー・ブリュッセルでの記者会見で、「ロシア軍には(ハルキウ州で)戦略的な優位性へつながる何らかの(軍事的な)打開を試みるのに必要な規模での作戦遂行の技量や能力はない」と言明。
「地域的な進軍を図られる能力はあるし、実際にそうしている」としながらも、「地域的には同じく、何らかの損失も被っている」とつけ足した。その上で「私はウクライナ軍とは非常に密接な連絡を取り合っている」とし、「ウクライナ軍が防衛戦で踏ん張ることを確信している」とも強調した。
ロシア軍は今月10日、ハルキウ州に電撃作戦を仕掛け、ロシアとの国境近くに位置する複数の村落を掌握する戦果を収めている。
ウクライナのゼレンスキー大統領は16日にはハルキウ州に赴いて軍高官と会い、戦況などの説明を受けていた。部隊の増援に触れながらも、ウクライナ軍の地上部隊が非常に困難な局面に直面していることを明かしてもいた。
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2024-05-18 06:45:00Z
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