[ハンドロバ(スロバキア) 15日 ロイター] - スロバキア政府は15日、フィツォ首相(59)が銃撃され、生命が脅かされる重傷を負ったと発表した。
首相は首都ブラチスラバの北東190キロにあるハンドロバで開かれていた政府会合に出席。政府は声明で「フィツォ首相に対する暗殺(未遂)事件がハンドロバで発生した」と明らかにした。
政府によると、フィツォ首相は中部の中心的都市バンスカー・ビストリツァにヘリコプターで搬送され緊急治療を受けている。目撃者によると、警察が男1人を拘束した。
事件が発生したのは現地時間午後2時半(日本時間午後9時半)過ぎ。地元メディアは、銃弾4発が発射され、そのうち1発がフィツォ首相の腹部に命中したと報じている。
スロバキアは欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)加盟国。事件を受け欧州委員会のフォンデアライエン委員長は「このような暴力行為はわれわれの社会に存在するべきではなく、われわれの最も貴重な共通の利益である民主主義を損なうものだ」と非難した。
フィツォ氏は昨年、4期目の首相就任を果たした。30年にわたるキャリアの中で、親欧州派の主流派と、EUや米国の政策に反対する国家主義的な立場の間を行き来してきた。
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2024-05-15 15:22:00Z
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