[カイロ 28日 ロイター] - イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの限定的作戦が始まって約3週間となる28日、イスラエル軍の戦車数台がラファ中心部に初めて到達した。一方、ガザ保健当局によると、イスラエル軍の戦車が地中海沿岸にある避難区域の難民キャンプを砲撃し、少なくとも21人が死亡したという。
ガザ当局によると、イスラエルがラファ住民に対し避難先として勧告していたアルマワシにあるテント群に戦車の砲弾4発が命中。医療関係者によると死者のうち少なくとも12人は女性だったという。
イスラエル軍の報道官は「現時点ではこの件について承知していない」と述べた。
イスラエル軍はラファで作戦を続けていると述べたが、中心部へ到達したとの報道についてはコメントしなかった。現地からの情報によると、戦車はラファ中心部のアルアウダ・モスクの近くで目撃された。
イスラエル軍が26日夜に実施したラファの北西部への空爆により、避難民が密集している地区で火災が発生し少なくとも45人が死亡した。 もっと見る
ガザの当局者はこの攻撃以来、ラファで少なくとも26人がイスラエル軍の攻撃で死亡したと明らかにした。
イスラエル軍の戦車は西に向かって進み、ラファ西部の丘の上に展開し、地元住民によるとイスラム組織ハマスの戦闘員との間で戦闘が行われた。イスラエル軍は遠隔操作装甲車を持ち込んだもようという。
まだ26日に空爆されたテルアルスルタン地区は、なおイスラエル軍の激しい砲撃を受けている。
住民の一人は「テルアルスルタンではあらゆる場所で戦車の砲弾が降り注いでいる。多くの家族が夜通しの砲火の中、ラファ西部の家から逃げた」とメッセージアプリでロイターに述べた。
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2024-05-28 17:07:00Z
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