香港で天安門事件の追悼集会を主催していたグループのメンバーが8日、香港国家安全維持法(国安法)違反で逮捕された。
外国勢力と結託したという容疑で今回逮捕された中には、香港市民支援愛国民主運動連合会(香港支連会)の副主席を務める民主活動家の鄒幸彤氏も含まれている。
香港支連会は、1989年に中国の民主化運動が軍によって鎮圧され、多数の死者が出た天安門事件の追悼集会を毎年、ヴィクトリア公園で行っていた。
BBC中国語は今年6月に鄒氏を取材。同氏はその数日後、無許可集会を促進したとして逮捕されたが、保釈されていた。
香港警察の保安部は先に、香港支連会に創立以来のメンバーの個人情報や財務記録を7日までに手渡すよう要求した。しかし同会は、協力を拒否する旨の書簡を提出していた。
これを受けて警察は8日朝、同会の常設委員会のメンバー4人を自宅や勤務先などで逮捕した。
鄒氏は警察署へ連行される際、AFP通信に対し、「当局の要請には法的根拠が全くないと感じたので、無視することにしたと主張する」と語った。
鄒氏はこの日、国安法で訴追された野党政治家の保釈請求に代理人として参加する予定だったが、出廷前に事務所で逮捕された。
香港警察は、要請に従わなかった場合には最長6カ月の禁錮刑と10万香港ドル(約1億4000万円)の罰金が科されるとしている。
香港では昨年6月、反政府的な動きを取り締まる国安法が施行された。中国からの分離独立や中央政府の転覆、テロ行為、外国勢力との結託を禁止するもので、違反すると最高で無期懲役の刑が科される。
活動家たちは、香港の言論や集会の自由を損なうものだと主張しているが、中国側は香港に安定を取り戻すために必要だとしている。
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2021-09-08 08:23:04Z
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