【ニューヨーク=吉田圭織】北朝鮮の金星国連大使は27日、国連総会の一般討論演説で「朝鮮半島で新たな戦争が起きないのは北朝鮮が抑止力を高めているからだ」と主張した。同国が演説直前に日本海に向けて発射した飛翔(ひしょう)体を念頭に置いた発言とみられる。
金氏は「北朝鮮ほど戦争の脅威にさらされている国はない」と強調した。演説では米国について51回言及し、「世界の最大核兵器保有国の米国は70年以上にわたって北朝鮮に敵対的な姿勢をとってきた」と厳しく米国を批判した。
米国務省のポーター副報道官が27日、「前提条件なしで対話にのぞむ用意がある。北朝鮮が前向きに呼びかけに答えてくれることを期待している」と述べたばかり。米朝の関係を巡って金氏は、「現米政権は言葉だけでなく行動で敵対的な意図がないと証明すべきだ」と主張し、現時点で対話を受け入れない姿勢を示した。
金氏は安全保障理事会についても「米国などの国々による無鉄砲な軍備増強や犯罪行為については一言も言及せずに、北朝鮮の正当な自衛手段を問題だと指摘するばかりだ」と批判した。
昨年に続き、金正恩(キム・ジョンウン)総書記による映像はなかった。
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2021-09-27 23:51:04Z
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