Minggu, 17 Januari 2021

猛毒で襲撃されたナワリヌイ氏、帰国直後に露当局が拘束…「反プーチン」封じ込めへ - 読売新聞

 【モスクワ=工藤武人】昨年8月に猛毒ノビチョク系の神経剤で襲撃されたロシアの反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が17日、療養先のドイツから露民間機で約5か月ぶりに帰国した。刑務当局はナワリヌイ氏をモスクワ郊外のシェレメチェボ空港で拘束したと発表した。プーチン政権は米欧による非難を覚悟で、ナワリヌイ氏の活動の封じ込めを図ったとみられる。

 露有力紙RBCなどによると、ナワリヌイ氏は空港の入国審査の際に拘束された。刑務当局は14日、ナワリヌイ氏が2014年に詐欺などの罪で受けた執行猶予付き禁錮刑(3年6月)の確定判決に絡み、ナワリヌイ氏が昨年末から指名手配の対象になっていると発表していた。

 ナワリヌイ氏は拘束直前、「何も恐れていない。自分に対する事件はでっち上げだ」と報道陣に述べた。刑務当局は執行猶予の取り消しを裁判所に申請済みで、ナワリヌイ氏の拘束が長期化する可能性がある。

 搭乗機は当初、モスクワのブヌコボ空港に到着予定だったが、着陸前に到着空港が急きょ変更された。反政権運動の支援団体によると、露治安当局はブヌコボ空港やその周辺で、ナワリヌイ氏の側近や記者を含む50人以上を拘束した。

 ナワリヌイ氏が襲撃された事件を巡っては、欧州連合(EU)が露情報機関のトップらに制裁を発動し、米国務省も露情報機関の関与を指摘しているが、プーチン政権は、一貫して関与を否定している。

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2021-01-18 01:21:36Z
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