【ワシントン=黒瀬悦成】米上院本会議は22日、国防長官に指名された黒人のロイド・オースティン元中央軍司令官(退役陸軍大将)(67)の人事案を賛成93、反対2で承認した。オースティン氏は同日就任した。黒人の国防長官は米史上初めて。
オースティン氏は22日、国防総省の全職員に向けた声明で「国防長官として、理にかなった政策と戦略を策定し、同盟・パートナー諸国との協力を重要視していく」と訴えた。
国防総省のカービー首席報道官によると、バイデン大統領は同日、オースティン氏に電話をかけ、軍務に続き長官として再び国家に奉仕することを承諾したことに謝意を表明した。
オースティン氏は南部アラバマ州出身。1975年に陸軍士官学校を卒業後、イラク駐留米軍司令官などを経て、オバマ政権下の2013~16年に中東やアフガニスタンを管轄する中央軍司令官を務め、同年退役した。
オースティン氏は19日の指名承認公聴会に際して提出した書面証言で、中国とロシアが米国の「戦略的競争相手」であるとする18年の米国家防衛戦略の認識を確認した上で、「軍近代化の範囲や規模からみて、最重要懸案は中国だ」と明言した。
米連邦法では、文民統制の観点から元軍人は退役から7年間は国防長官に就任するのを禁止されているが、上下両院は21日、同法の適用を免除する関連法を可決し、特例として同氏の長官就任を認めた。
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2021-01-23 00:21:00Z
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