【ワシントン=田島大志】米議会上下両院は21日、バイデン政権の国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官が指名されたことを受け、退役直後に長官に就けないことを定めた連邦法の規定を免除する特例法案を賛成多数で可決した。オースティン氏の長官就任はほぼ確実となった。
今後、上院の承認を経て就任すれば、黒人初の国防長官となる。
下院の採決では賛成326票、反対78票、上院では賛成69票、反対27票だった。2016年に退役したオースティン氏を巡っては、民主、共和両党内に文民統制の観点から慎重論もあったが、国防長官は安全保障を担う重要ポストのため、空席となる事態を避けたいとの思惑が働いたとみられる。
連邦法には、退役後7年間は国防長官に任命できないとの規定がある。特例法により規定を免除して長官に就けば、トランプ政権で最初の国防長官を務めたジェームズ・マティス氏以来となる。
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2021-01-22 14:15:05Z
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