中国政府としては、感染の封じ込めを宣伝する展示を通じて新型コロナウイルスをめぐる対応の正当性をアピールするねらいもあるものとみられます。
一方、調査チームが関心を示している、感染拡大当初に多くの患者が確認された海鮮市場や、アメリカがウイルスが流出した可能性があると主張する「武漢ウイルス研究所」の視察はこれまでのところ行われていません。
調査チームは2週間ほど滞在する予定で、ウイルスの発生源やヒトへの感染ルートの解明に向けてWHOが求めている関連データの提供などに中国側がどれだけ応じるかが焦点となります。
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2021-01-30 12:01:15Z
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