【アトランタ(米南部ジョージア州)=上塚真由】米ジョージア州で上院選2議席の決選投票が5日、投開票された。上院多数派がかかる選挙で、共和党は1議席でも確保すれば過半数を維持、民主党は奪還するために2議席で全勝する必要があり、両党が大接戦を繰り広げている。高官人事の承認など上院の権限は大きく、選挙結果は次期大統領への就任が確実な民主党のバイデン前副大統領の政権運営を左右する。
決選投票は改選と補選の2議席で、いずれも民主党新人が共和党に挑む構図。米CNNテレビによると、推定開票率97%時点で、改選議席の得票率は共和党のデービッド・パーデュー氏が50%、民主党の映画プロデューサー、ジョン・オソフ氏が50%で並ぶ。補選は、民主党の黒人牧師、ラファエル・ウォーノック氏が50・4%で、共和党のケリー・ロフラー氏の49・6%を僅差でリード。
ジョージア州の規定では得票率の差が0・5ポイント以下だった場合、候補者が再集計を申し立てることが可能で、結果の確定には時間がかかる可能性がある。
同州の2議席は昨年11月の選挙で僅差となり、いずれも決選投票に持ち込まれた。定数100の上院の勢力は現在、共和党50、民主党48(同党系無所属2を含む)。両党が50ずつの場合は上院議長を兼務する副大統領が採決に加わるため、ハリス上院議員が副大統領に就くことが確実な民主党は、2議席を奪えば、上院を支配できる。
ジョージア州は共和党の地盤だが、11月の大統領選でバイデン氏が民主党候補として28年ぶりにトランプ大統領に勝利した。上院の勢力図を決める戦いに両党は総力戦を展開、費やされた広告費の総額は5億ドル(約510億円)を超え、大きな注目を集めた。
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2021-01-06 06:44:00Z
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