高校卒業後、警察に入り、2012年には、香港政府で治安部門を担当する保安局の副局長に就任。
その後、治安部門トップの保安局長に昇進したあと、19年には、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正を進めようとしました。
市民の反対で改正案は撤回に追い込まれたものの、これをきっかけにした大規模な抗議活動では、警察との間で激しい衝突も相次ぎました。
2020年に反政府的な動きを取り締まる香港国家安全維持法が施行されたあとは、民主派の活動家や政治家のほか、中国に批判的な論調で知られた「リンゴ日報」に対する取締りを主導し、去年、警察出身として初めて政府ナンバー2の政務官に抜てきされました。
李氏は「香港の自治を侵害した」などとして、アメリカ政府が指定した制裁の対象となっています。
先月29日には、公約を発表し、住宅不足の解消や金融都市としての競争力強化などと合わせて、政府の統治能力を強化する方針を打ち出しています。
この中には、市民の強い反対で実現に至らなかった「反乱をあおる行為」や「国家機密を盗み取る行為」を取り締まる香港独自の国家安全条例の制定も盛りこまれています。
治安以外の分野での経験が乏しいという指摘もありますが、中国の習近平指導部としては、李氏を支持することで、厳しい統制による香港の安定を最優先にした形です。
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2022-05-08 12:09:43Z
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