Selasa, 10 Mei 2022

フィリピン大統領選、マルコス氏が大差で当選確実…亡き父知らない若年層に浸透 - 読売新聞オンライン

 【マニラ=津田知子】9日に投開票が行われたフィリピン大統領選で、CNNフィリピンなど複数の地元メディアは10日、かつて独裁政権を敷いた故マルコス元大統領の長男、フェルディナンド・マルコス元上院議員(64)の当選が確実になったと報じた。

 中央選挙管理委員会の非公式集計によると、10日午前9時(日本時間同10時)現在、開票率96%でマルコス氏が3058万票を獲得し、2位で1458万票のレニ・ロブレド副大統領(57)に大差を付けた。大統領の任期は6年で、マルコス氏は議会の承認を経て、来月30日に大統領に就任する予定だ。

 マルコス氏は、地元の北イロコス州で知事を務めた後、2010年から上院議員を1期6年務めた。選挙戦では、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領(77)の政権が進めたインフラ整備や麻薬対策などの政策の継承を訴えた。

 選挙期間中はSNSを積極的に活用し、人権侵害などが問題視された父親の元大統領時代を知らない若年層を中心に支持を浸透させた。副大統領候補となったドゥテルテ氏の長女、サラ氏と連携し、サラ氏の地盤・南部ミンダナオ島でも支持を広げた。サラ氏も当選確実となった。

 マルコス氏は、中国と領有権を争う南シナ海の問題で、中国の主張を全面的に否定した仲裁裁判所の判決を重視せず、対話で解決する方針を示す。中国に融和的な姿勢が強まる可能性がある。

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2022-05-10 02:15:00Z
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