ロシアの侵攻が続くウクライナの東部ルガンスク州で7日、民間人約90人が避難していた学校がロシア軍に空爆され、少なくとも2人が死亡した。ウクライナ国営のウクルインフォルム通信が伝えた。ウクライナ軍の地元幹部は通信アプリ「テレグラム」への投稿で、「(校内にいた人のうち)30人は脱出したが、がれきの下敷きになった60人は死亡した可能性が高い」と述べた。
軍幹部の投稿によると、学校は7日午後4時半(日本時間同11時半)ごろに空爆され、火災が起きた。約4時間後に消し止められたが、2人の遺体が見つかり、7人が負傷した。空爆後の現場を撮影したとみられる動画も投稿しており、がれきの中から激しい炎や煙が上がっている様子が確認できる。
ウクライナでは民間人が避難する施設がたびたびロシア軍の標的となっている。南東部マリウポリでは3月、数百人が避難する劇場が空爆され、300人以上が死亡したとされる。4月には東部クラマトルスクの鉄道駅がミサイル攻撃を受け、避難するために集まっていた民間人ら50人以上が死亡した。学校が攻撃されるケースも多く、国連児童基金(ユニセフ)は4日、東部ドンバス地方で支援してきた学校89校のうち、少なくとも15校が攻撃を受けたと発表していた。【金子淳】
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2022-05-08 06:55:00Z
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