【ニューヨーク時事】年明け4日午後のニューヨーク株式相場は、米議会上院の多数派を決するジョージア州での決選投票を控えた政治的不透明感や高値警戒感から売りが強まり、大幅反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の前営業日12月31日終値比での下げ幅は700ドルを超えた。午後0時15分現在は、719.27ドル安の2万9887.21ドルとなった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は338.82ポイント安の1万2549.46。
ダウは寄り付き直後に取引時間中の史上最高値を更新。ただ、その後はマイナス圏に沈んだ。ジョージア州では5日、上院の2議席をめぐる決選投票が行われる。共和党が1議席でも取り、上院で多数派を維持すれば、民主党のバイデン次期大統領にとって、政権運営の自由度が大幅に狭まることになる。結果を見極めようとして投資家の慎重姿勢が強まった。昨年末に史上最高値を連日更新してきた後だけに、高値警戒感からの利益確定の売りも出やすい。
一方、英国では4日から英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大が共同開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まった。世界各国でワクチンの接種が始まる中、早期の経済正常化が期待されている。
個別銘柄では、テスラが2%高。2日に昨年の全車種合計販売台数の速報値を発表。目標には届かなかったものの、新型コロナの流行の中で前年比36%増の大幅な伸びを記録したことが好感された。一方で、ネットフリックスやアップルなど主要ハイテク銘柄の一角に売りが出ている。コカ・コーラやボーイングの下げも目立つ。(了)
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2021-01-04 17:33:13Z
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