トランプ米大統領は19日午後、約20分間にわたる退任演説の動画を公開した。新政権発足に際し「成功を祈る」と述べたが、バイデン次期大統領の名前には言及せず、大統領選での自身の敗北にも触れなかった。
バイデン氏の就任式が間近に迫ってきました。トランプ氏は式に出席せず、警察や軍が厳戒態勢をとるなど、前代未聞の事態となっている首都ワシントンからアメリカ総局の園田耕司記者が報告します。
トランプ氏は演説で、米国の利益を最優先する「米国第一」によって「世界史上最も偉大な経済を確立した」などと主張。「我々はだれもが想像していた以上のことを成し遂げた」と自画自賛を続けた。一方、米国史上初となる2回目の弾劾(だんがい)訴追を受ける原因となった、トランプ支持者による連邦議会議事堂襲撃事件については「(政治的な暴力は)決して容認されない」と述べたが、自身の責任については言及しなかった。
トランプ氏は演説の最後に「私は水曜日(20日)正午、新政権に権力を移譲する準備をしているが、我々の始めた運動は始まったばかりだ」と述べ、次の大統領選出馬も含めた自身の政治運動を今後も継続していくことを示唆した。
現職大統領は平和的な政権移行をアピールするため、次期大統領の就任式に出席するのが慣例だが、トランプ氏は欠席する。20日午前、ホワイトハウスを出て、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で大統領専用機に搭乗前、退任式を行う予定。その後、邸宅のあるフロリダ州に向かう。
現職大統領の就任式欠席は、南北戦争後の1869年のアンドリュー・ジョンソン大統領以来。一方、米メディアによると、ペンス副大統領はトランプ氏の退任式には出席せず、バイデン氏の就任式に参加するという。(ワシントン=園田耕司)
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2021-01-20 00:15:12Z
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