2021年01月20日10時55分
【ワシントン時事】バイデン次期米大統領は就任前日の19日、地元デラウェア州から首都ワシントンに入った。バイデン氏はハリス次期副大統領と共に、首都中心部の国立公園「ナショナル・モール」で催された新型コロナウイルスの犠牲者追悼式典に出席。「傷を癒やすためにも忘れてはならない」と述べ、国を挙げて対策に取り組む決意を表明した。
米ジョンズ・ホプキンス大の19日時点の集計によれば、新型コロナによる米国の死者数は40万人を超えた。ナショナル・モールでの式典に合わせ、ニューヨークなど国内各地で名所をライトアップするなどの追悼行事が催された。
バイデン氏はこれより先、デラウェア出発に当たって演説し「暗黒の時にも常に光はあると、私はこの地で学んだ」とあいさつ。2015年に病死した長男ボウ氏に言及し、涙をぬぐう場面もあった。
一方、トランプ大統領は19日、退任メッセージの動画を公開し「われわれは国内で米国の力を、海外で米国の指導力を取り戻した」と主張。「世界史上で最も偉大な経済を築いた。それが『米国第一』の目指すものだ」と実績を誇示した。
また、自身の支持者による連邦議会議事堂襲撃事件に触れ「政治的暴力は、われわれが大切にしているすべてへの攻撃で、決して許されない」と批判。「新政権が米国の安全と繁栄を守ることに成功するよう祈る」と語ったが、バイデン氏には直接言及しなかった。
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