北朝鮮を通過した台風9号により数十人の人命被害が出たとして、対応を怠ったとされる地方幹部らへの厳罰が決まった。5日付の労働新聞が報じた。
北朝鮮は経済制裁と新型コロナウイルスに加え、水害などの自然災害が続いたことで三重苦に直面。農作物への被害などが懸念されており、非常に強い台風10号の接近を前に国内の引き締めを図ったとみられる。
労働新聞によると、台風9号が通過した際、東部・元山市などでは建物の強度調査や住民の避難が行われず、数十人の人命被害が出たという。3日に朝鮮労働党中央委員会の金才竜(キムジェリョン)党副委員長らが参加した会議が開かれ、人命被害を徹底して防ぐように求めた指示を怠ったとして、元山市の責任者らへの厳しい処罰を決めた。処罰の具体的な内容には言及していない。
金正恩(キムジョンウン)党委員長は8月下旬の党政治局拡大会議で、「(台風による)人命被害や農作物の被害を防ぐことは、一瞬もおろそかにできない」と強調。台風や水害の被害を確認するため、現地視察も重ねている。(ソウル=鈴木拓也)
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2020-09-05 13:08:58Z
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