Jumat, 06 Januari 2023

ロシア軍「一時停戦」後も砲撃 全土で空襲警報も(写真=ロイター) - 日本経済新聞

【ベルリン=南毅郎】ロシア軍が36時間の「一時停戦」に入った6日も、ウクライナへの攻撃は相次いだ。ウクライナメディアによると、東部ルガンスク州では停戦入り後の3時間で14回の砲撃があったという。ウクライナ軍もロシア側への攻撃を続けており、実態を伴う停戦には至っていないもようだ。

プーチン大統領はロシア正教のクリスマスにあわせ、現地時間の6日正午から8日午前0時(日本時間6日午後6時から8日午前6時)まで戦闘を休止するよう命じた。ウクライナはロシアによる形勢逆転に向けた時間稼ぎとみて、一方的な停戦を拒否している。

英BBCによると、停戦に入った直後にウクライナ全土で空襲警報が出された。東部クラマトルスクで攻撃があり、複数の建物が被害を受けたという。一方、タス通信によるとロシア国防省の報道官は6日、ウクライナ軍はロシア軍が停戦入りした後も砲撃を続けたと発表した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、首都キーウ(キエフ)を訪問した米上院議員らとの会談で「真の軍事計画と意図を隠蔽しようとするための操作だ」とロシアを非難した。クレバ外相は5日、ツイッターで「『一方的な停戦』を真剣に受けとめることはできないし、そうすべきでもない」と投稿した。

今後は欧米諸国による軍事支援の早期実現が焦点になる。ドイツは5日、米国と共同で歩兵戦闘車を供与する方針を明らかにした。2023年3月までに約40台の歩兵戦闘車「マルダー」を提供する予定で、ウクライナ軍への訓練もおよそ2カ月かけて実施する。先行する米国と共同で長距離の地対空ミサイル「パトリオット」も供与する予定だ。

ドイツのショルツ首相とゼレンスキー氏は6日に電話で協議し、ウクライナ情勢を議論した。ドイツ政府の発表によると、ゼレンスキー氏はパトリオットなど追加の軍事支援に謝意を示した。

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2023-01-06 19:23:09Z
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