ウクライナ東部 ロシアが一方的に国家の独立承認 なぜ…？ - NHK NEWS WEB

ロシアの動きは想定の範囲内というのがアメリカの立場です。ただ実際には難しい立場にあります。

ロシア側の動きを受けたバイデン政権高官による会見は歯切れの悪さが目立ちました。特にウクライナ東部にロシア軍部隊が派遣された場合の対応ついては、まるで予防線を張るかのように「新しい動きではない」と述べ、軍事侵攻とみなすかどうかについても明言を避けました。

バイデン大統領が「ロシアの戦車や部隊が国境を越えれば侵攻にあたる」と述べてきたのとは対照的でした。背景には強力な経済制裁は大規模な軍事侵攻を抑止するカードとしてとっておきたいこともあるとみられます。

アメリカは外交による解決を目指す姿勢は依然、変えていません。ただロシア軍がどれくらいの規模でウクライナの国境を越えてくるのかなどによっては今週に予定されるロシアとの外相会談をキャンセルする可能性もあり、ロシアの次なる動きを注視していく方針です。

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2022-02-22 08:25:06Z
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