【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は7日、モスクワでフランスのマクロン大統領と会談し、ロシアによる侵攻が懸念されるウクライナ情勢や、北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大の確約を柱とするロシアの要求について協議した。
会談後の共同記者会見でプーチン氏は、マクロン氏から緊張緩和に向けた提案を受けたとし、「詳細を話すのは時期尚早だが、今後の対話の基礎にすることは可能だ」と評価。一方、ウクライナがNATOに加盟した場合、ロシアとNATO間で戦争が起きると警告した上で「事態がそうなるのは望まない。打開策を見つけたい」と対話による問題解決への期待感も示した。
マクロン氏も「簡単ではないが、結果を得られると確信している」と述べた。
プーチン氏はさらに、緊張緩和のためには、ウクライナ東部で続く親露派武装勢力と政府軍の紛争の停戦合意を、ウクライナ側が履行することが不可欠だとする認識を改めて示した。
マクロン氏も同様の考えを示し、8日にウクライナの首都キエフで予定する同国のゼレンスキー大統領との会談で議題に上げると表明した。
同合意はロシアとウクライナ、フランス、ドイツが当事国で、ウクライナ東部に自治権を付与するなどとする内容。ウクライナは合意内容の見直しを求めてきた。
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2022-02-08 02:07:17Z
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