【ロンドン=板東和正】ウクライナ情勢が緊迫化する中、英国のジョンソン首相は2日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行った。英首相官邸が公表した。ジョンソン氏はロシアによるウクライナ侵攻は「悲劇的な誤算になる」と警告。また、北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大などを求めるロシアの要求には応じない姿勢を示した。
英首相官邸によると、ジョンソン氏は会談で「ロシアがウクライナの国境で敵対的な行動を取っている」と深い懸念を表明。ウクライナの領土保全と自衛権を尊重する道を「見いだす必要がある」と主張した。
ジョンソン氏は 「NATOは防衛同盟である」とした上で、NATOの東方拡大について「すべての欧州の民主主義国家はNATO加盟を目指す権利がある」と強調した。「この権利はウクライナにも完全に適用される」との見方を示した。
一方、両首脳は「(ウクライナ情勢の)事態の悪化は誰の利益にもならない」との見解では一致した。ジョンソン氏は、対話と外交の重要性をプーチン氏に訴え、ウクライナを協議に参加させる必要があると指摘した。
ロイター通信によると、プーチン氏はジョンソン氏に対し、NATO陣営はロシアの懸念に適切に対応する準備ができていないと発言した。
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2022-02-03 00:29:17Z
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