【ワシントン=横堀裕也】米国のトランプ大統領は、20日のバイデン新大統領の就任式を欠席する。欠席は1869年のアンドリュー・ジョンソン大統領以来、152年ぶりとなる。恒例となっている大統領間の引き継ぎも行われない公算が大きく、身内の共和党議員からも「平和的な権限移譲が行われたことを内外に示すべきだ」などと批判の声が上がっている。
「共通の価値観のもとで団結することがかつてなく求められている」
トランプ氏は19日、退任を前にお別れのビデオメッセージを発表し、国民に融和を呼びかけた。ただ、自身が大統領就任式を欠席すると表明したこともあり、発言は冷ややかに受け止められている。
トランプ氏はビデオメッセージの中で「米国の安全と繁栄を守ることに成功するよう祈る」と新政権に向けてエールも送ったが、円滑な政権移行に協力するため、自らがバイデン氏に直接引き継ぎをしようとはしてこなかった。
退任する歴代大統領は就任式の前に後任をホワイトハウスに招いて懇談し、ともに就任式会場に向かってきた。こうした慣例には、権限の移譲が平和的に行われていることを示す演出の意味合いもある。トランプ氏に近い共和党のリック・スコット上院議員は「選挙での敗北は大変つらいものだと想像できるが、それでもトランプ氏は就任式に参加すべきだ」と苦言を呈した。
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2021-01-20 11:50:21Z
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