Minggu, 03 Januari 2021

多様性求めたバイデン氏だが…オバマ前政権の閣僚ズラリ - 朝日新聞デジタル

 20日に発足する、バイデン次期米政権の陣容がほぼ固まった。バイデン次期大統領は「アメリカらしさ」を合言葉にジェンダーと人種の多様性を重視し、閣僚候補は経験豊富な人材が多い。しかし、多様性や経験を重視することは、「両刃の剣」になりかねない。(ワシントン=園田耕司)

 「これまでのどの政権よりも(白人でない)有色の人が多く、女性が多い。壁をやぶる人たちの政権だ」

 運輸長官にピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長を起用すると発表した、12月16日の会見でバイデン氏はこう語り、「米国の姿を映す政権だ」と胸を張った。

 ブティジェッジ氏は同性愛者であることを公表し、同性婚もしている。就任すれば、同性愛を公表しながら上院で承認された初の閣僚となる。バイデン氏によると、「初めて」といえる閣僚は、女性初の副大統領となるカマラ・ハリス上院議員を含め、ブティジェッジ氏で9人目という。

 歴代米政権では、白人男性が主要閣僚に就くことが多かった。だが、バイデン氏は人種やジェンダーのバランスを重視し、ワシントン・ポストの集計では決定した21の重要ポストのうち、10人が女性、12人が人種マイノリティーだった。代表例は女性初の財務長官のジャネット・イエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長や、黒人初の国防長官のロイド・オースティン元中央軍司令官だ。

 過去に米政府から迫害を受けたり、取り締まられたりした少数派を、関連するポストにあてていることも特徴だ。不法移民対策を担う国土安全保障長官には、ヒスパニック系のアレハンドロ・マヨルカス元国土安全保障副長官を指名。ネイティブアメリカン(先住民)の土地管理などを行う内務長官には、ネイティブアメリカンのデブラ・ハーランド下院議員をあてた。

 バイデン氏は、ワシントンでの経験も重視している。「(ワシントンの)ヘドロをかき出せ」というスローガンを掲げ、既得権益層を攻撃したトランプ大統領は閣僚選びでも専門家を嫌ったが、結果的に政権運営もなかなか安定しなかった。その点、バイデン氏は国務長官にアントニー・ブリンケン元国務副長官、農務長官にオバマ前政権で同じポストを務めたトム・ビルサック氏を起用するなどしており、安定を狙っている。

ワシントンでの経験重視の方針、民主党内からも批判

 ただ、バイデン氏の人事も一筋縄には進んでいない。まず、多様性を追求するなかで、バランスをどう取るかが問題だ。

 各種団体も、「自分たちの代表…

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2021-01-03 21:00:00Z
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