イスラエル軍によるガザ地区への攻撃が激しさを増すなか、2人の子どもがイスラム組織ハマスの人質になっている女性は「一刻も早く子どもたちを無事に返してほしい」と述べ、軍事行動では、人質の救出を最優先にすべきだと訴えました。
先月7日、イスラエル南部にある集落ニルオズでは、ハマスによる襲撃を受け、多くの住民が殺害されたり、連れ去られたりしました。
この襲撃の生存者、ハダス・カルデロンさん(56)が31日、NHKのオンラインインタビューに答えました。
ハダスさんは自宅のシェルターに8時間にわたって身を潜めて助かりましたが、ほかの家に住んでいた16歳の次女のサハルさんと12歳の次男のエレズさん、そして、2人の父親のオフェルさん(53)が連れ去られたということです。
襲撃が起きた当時、オフェルさんから「戦闘員が家に入ってきた。窓から外に出て茂みに隠れる」とメッセージがあり、子どもたちからも「ママ、静かにしててね。愛してる」とか「ママ、ママ、ママ」と自分を呼ぶメッセージが届きました。
その後、全員と連絡が取れなくなったということです。
イスラエル軍がガザ地区への攻撃を強めるなか、ハダスさんは軍事行動では、ハマスにとらわれている人たちの救出を最優先にすべきだと訴えています。
ハダスさんは「10月7日以降、私は地獄にいます。これは悪夢です。子どもたちに関する情報はなく生きているのか、食事をとれているのか、いつ、この状態が終わるのか分かりません。娘はおしゃれやダンスが、息子は乗馬やサッカーが、それぞれ大好きなかわいい、何の罪もない子どもたちです。どうか、一刻も早く無事に返してほしいです」と話していました。
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2023-11-01 03:33:35Z
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