【ニューヨーク時事】6日午前のニューヨーク株式相場は、米ジョージア州で行われた上院選決選投票で民主党が上院でも主導権を握る可能性が浮上する中、大幅続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の前日終値比での上げ幅は500ドルを超えた。午前11時10分現在は、513.82ドル高の3万0905.42ドル。売りが先行したハイテク株中心のナスダック総合指数も上昇に転じ、39.39ポイント高の1万2858.35で推移している。
米南部ジョージア州で5日、上院の残る2議席をめぐる決選投票が行われ、即日開票された。米メディアによると、民主党が1議席を確保。残る1議席を懸けた大接戦では、民主党候補が僅差でリードしている。民主党が2議席奪取し、上院の主導権を握れば、バイデン次期政権が掲げる大規模な財政出動や規制強化などの政策運営が進めやすくなるとの観測が台頭。追加経済対策期待から景気敏感株や金融株が物色される半面、規制強化の動きを警戒してハイテク大手銘柄には下押し圧力がかかっている。
米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した2020年12月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)は前月比12万3000人減。就業者数は市場予想(8万8000人増=ロイター通信調べ)に反して減少したが、市場への影響は限定的だった。
個別銘柄では、キャタピラーが6.0%上昇し、ダウ平均の上げを先導。化学大手のダウも5%超高。銀行株も軒並み上昇。ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースはそれぞれ5.3%高、4.9%高で推移。米長期金利の指標である10年物米国債利回りが10カ月ぶりに1%台に上昇したことを好感している。一方、マイクロソフトは0.8%安、アップルは0.3%安。(了)
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2021-01-06 16:32:29Z
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