Jumat, 06 November 2020

米大統領選、バイデン氏が優勢保つ…トランプ氏「民主党は選挙を盗み取ろうとしている」 - 読売新聞

 【ワシントン=蒔田一彦】米大統領選は6日、勝者が判明していない接戦州4州で郵便投票などの開票作業が続いている。民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)は各州で得票数を伸ばし、当選に必要な選挙人の過半数獲得に着実に近づいている。劣勢に立つ共和党のトランプ大統領(74)は、開票作業での「不正」を改めて主張した。

 焦点となっているのは、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(同16人)、ノースカロライナ(同15人)、ネバダ(同6人)の4州だ。ペンシルベニア州とジョージア州では、民主党支持者の利用が多い郵便投票の開票が進むにつれてバイデン氏が追い上げ、得票率でほぼ同率となった。両州ではこれまで、トランプ氏が得票数でリードしていたが、ジョージア州で6日未明に、ペンシルベニア州で6日朝にバイデン氏が逆転した。

 AP通信の6日午前9時(日本時間6日午後11時)時点の集計によると、獲得した選挙人の数は、バイデン氏が264人、トランプ氏が214人だ。バイデン氏は、4州のいずれか1州を取れば、過半数の270人に達する。AP通信は、米メディアで判定が割れているアリゾナ州についてバイデン氏の勝利としており、264人には同州の選挙人11人が含まれる。

 トランプ氏は、開票で不正が起きているとの主張を強めている。5日、ホワイトハウスでの記者発表で、「法的に有効な票を数えれば私は簡単に勝つ。(民主党は)選挙を盗み取ろうとしている」と批判した。「選挙の正当性を守るため」に争い、最終的には連邦最高裁判所での決着になるとの見通しも示した。

 トランプ氏の陣営は既に各地で訴訟を起こしており、5日には新たにネバダ州で、郵便投票の集計作業の停止を求めて提訴することを明らかにした。転出者らによる「不正な投票」が見つかったと主張している。ミシガン、ジョージア各州での訴えは5日、一部が却下された。

 一方、バイデン氏は5日の演説で、全ての票を集計するべきだと改めて訴えた。「(開票などの)プロセスは機能しており、集計は完了しつつある」と述べ、トランプ氏の主張を否定した。開票を巡って抗議活動が起きていることを念頭に、「民主主義には時に忍耐が必要だ。冷静になってほしい」とも呼び掛けた。

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2020-11-06 13:22:00Z
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