Kamis, 05 Maret 2020

左派ウォーレン氏、米大統領選撤退へ 米メディア報道 - 日本経済新聞

ウォーレン上院議員は一時は指名レースの先頭に立っていた=AP

ウォーレン上院議員は一時は指名レースの先頭に立っていた=AP

【ワシントン=永沢毅】米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)は5日、大統領選の民主党候補指名争いから撤退する方針を決めた。複数の米メディアが報じた。同氏は3日の「スーパーチューズデー」でもふるわず、ジョー・バイデン前副大統領(77)とバーニー・サンダース上院議員(78)に引き離されていた。

これにより、指名レースは中道派バイデン、左派のサンダース両氏の一騎打ちの構図が事実上固まった。ウォーレン氏がどの候補の支持に回るかが焦点になる。同じ左派のサンダース氏の支持に回れば、同氏にとって大きな追い風となる。ウォーレン氏は地元の東部マサチューセッツ州予備選でも3位に沈み、CNNの調べではこれまでの獲得代議員数は37にとどまる。バイデン氏は509、サンダース氏は449。

ウォーレン氏は2019年秋に一時は全米の支持率で首位に立ったが、その後に失速した。4日にはブルームバーグ前ニューヨーク市長が撤退を表明してバイデン氏の支持に回っている。

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2020-03-05 15:56:38Z
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