【エルサレム=福島利之、ワシントン=淵上隆悠】イスラエルメディアは29日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を巡り、イスラエルの代表団が30日に仲介役を務めるエジプトの首都カイロを訪問する見通しだと伝えた。29日にはイスラム主義組織ハマスの代表団がカイロでエジプト側と協議しており、交渉が活発化している模様だ。
イスラエル側はまず実務者からなる代表団を送り、交渉が進展すれば、数日中に対外情報機関モサドと国内情報機関シンベットの長官を協議に加えるという。一方、エジプトのメディアなどによると、ハマスの代表団はイスラエルとエジプトがまとめた提案を検討するため、29日にカイロを離れた。回答を用意して再訪問するという。
米CNNなどによると、提案は二つの段階で構成される。最初の段階では、戦闘の一時停止とパレスチナ人収監者の釈放と引き換えに、ハマス側は数週間のうちに人質を最大33人解放する。次の段階では、恒久的な停戦につながる「持続的な平穏の回復」の期間と位置付け、残りの人質の解放などを進めるとされる。
米国のブリンケン国務長官は29日、サウジアラビアの首都リヤドで開かれた世界経済フォーラムの会合で、「イスラエル側は極めて寛大な提案を行った」と述べ、ハマスに速やかに受け入れるよう求めた。
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2024-04-30 03:24:00Z
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