日本や韓国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、最初の発生地の中国でウイルスの「逆流入」を警戒する動きが出始めた。山東省威海市では、日韓から入国したすべての人を14日間の隔離措置にするなど厳しい対応がとられている。
韓国企業が多く、韓国との往来が多い同市政府は25日、日本や韓国から同市に入ったすべての人を、当局が用意するホテルで14日間集中的に隔離することを決めた。さらに、2月10日以降に日韓から入国したすべての人に電話で健康状態の聞き取りをするという。
同市ではこれまでに38人の感染が確認されたが、12日を最後に新たな感染者は出ていない。一時停止していた市内の公共交通機関が運行を再開するなど警戒が解かれつつあったが、25日から改めて市内に入ってくるすべての人に体温検査を実施するとしている。
同省青島市でも24日から、国外から入って来た人を対象に、発熱が確認されれば強制的に隔離し、その他の人もすべて当局の用意する車で自宅か宿泊先のホテルへ送り、14日間の「自宅隔離」にするとした。遼寧省大連市も、23日から周辺の国から入境した人を14日間、強制または自宅での隔離措置にするとしている。
朝日新聞社
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2020-02-25 10:19:32Z
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