(土屋悠志テヘラン支局長)
当初、選挙では劣勢とみられた改革派の政権の誕生を後押ししたのは、変化を求める人々の期待でした。
しかし、ペゼシュキアン氏が掲げる融和的な外交政策への転換を実現するには、大きく2つの課題があります。
まず国内では、どうやって最高指導者ハメネイ師の理解を得るかです。当選直後、ハメネイ師にこれまでの路線の継続を求められたことで、いきなり難題に直面している形です。
もう1つは、関係を改善したい相手、欧米側の信頼をどう得るかです。
イランと欧米は、核開発だけでなく、ウクライナ情勢やガザ地区などの中東情勢をめぐっても、対立を深めてきただけにイラン側が一方的にその気になっても、距離は縮まりません。
目に見える変化を実現できなければ、イランの人々の期待は失望にも変わるため、ペゼシュキアン氏はスタートから重い課題を背負っているといえます。
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2024-07-06 20:49:47Z
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