【エルサレム時事】トルコとギリシャの沖合のエーゲ海を震源とする10月30日の地震で、トルコ西部イズミルでは多くの人が倒壊した建物の下敷きとなった。 地震でがれきに閉じ込められた人の生存率が急減するとされる「発生後72時間」が2日午後に迫る中、救助隊は1日夜も活動を続けた。 トルコではこの地震で60人以上が死亡し、940人以上が負傷した。がれきの下では、なお多くの人が身動きが取れなくなっているとみられる。 救助隊は地震直後から、イズミルの集合住宅倒壊現場などで活動を続けている。31日午後には、被害が大きかったバイラクル地区のがれきの下からセヘル・ペリンチェックさん(38)とその子ども3人を発生から23時間ぶりに救出。その様子は地元テレビで生中継され、トルコ国民の喝采の的となった。その後、子ども1人は死亡が確認されたが、母子3人は無事という。 さらに、発生から33時間たった1日未明には、バイラクル地区の別の現場で男性のアフメット・チティムさん(70)が助け出された。チティムさんは救出時、「決して希望を失わなかった」と述べたという。救助隊はこれまでに生存者100人以上をがれきの中から見つけ出しており、さらなる発見に向け総力を挙げて作業に当たっている。
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2020-11-01 22:06:53Z
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